2018.09.01
FPコラム~消費税10%まであと1年!押さえておきたいお金の話~
今回からイケメンファイナンシャルプランナーによる
暮らしに直結するお金の話をコラムとしてシリーズでお届けします。
このコラムは9/20ちばジョお料理教室とコラボしています。
食後のセミナーにてさらに詳しいお話が聴けますのでぜひご参加くださいね。
また、セミナーのあと先生と個別相談(事前予約制)ができます。
お料理教室をお申込みされる際に個別相談希望とおっしゃってください。
わかりやすいのでスラーっと読めちゃいますよ!
コラムを読んで増税の心構えをしときましょう!
2019年10月1日から、消費税が現在の8%から10%に上がる予定となっております。
一律に負担を強いる制度のため、現状よりも家計のやりくりが大変になる確率は少なからず高まります。ただ、その状況をネガティブに捉えるだけでなく、正しく制度を理解して今のうちにできることは手を打っておくことが必要です。そこで今回は、消費税アップで何がどのように変わるのか簡単に整理してみましょう。
○あくまでも予定
およそあと1年で消費税が10%になるという事はみなさんご存知かと思いますが、あくまでも2019年10月1日から上がる「予定」です。
もともと3年前の2015年に税率10%へ上がるはずでしたが2017年4月に延期され、2016年には2019年10月へと再延期されたのです。ということは今回また再々延期という可能性もゼロではないので、私たち消費者は冷静に状況を見ていく必要があります。
○すべてのものが10%になる訳ではない
消費税が10%になったとしても、8%の税率のまま据え置かれる品目もあります。それは、「酒類・外食を除く飲食品」、「定期購読契約に基づく週2回以上発行される新聞」です。いわゆる日常生活に密接に関わるものですので家計にとっては歓迎されるべきことですが、事務側にとっては外食の線引きが難しい等の問題があり導入までにはまだまだ課題がありそうです。
○期間限定で税率が据え置かれる経過措置もある
一般的に消費税が上がる場合、直前の「駆け込み需要」や直後の「落ち込み」が懸念されるため、特定の取引に関しては一定期間税率が据え置かれることになっております。その代表的なものが「住宅購入における工事の請負等」です。簡単に言い換えると、「2019年3月31日までに契約しておけば、引き渡しが10月1日以降になっても消費税率は8%でよい」ということです。この辺りは丁寧な説明が必要ですので、9月20日のセミナーで解説させて頂きます。
○住宅購入における消費税
住宅を購入する場合、土地は非課税で建物のみに消費税がかかります。とはいえ、住宅購入は人生における一番大きな買い物のため建物の2%でも大きな金額です。消費税アップを控えた今、住宅購入はどのように考えたらよいのでしょうか?また、住宅購入における国からのキャッシュバック制度等お得な情報もぜひ押さえておきたいですね。この話の続きも9月20日のセミナーにてお話させて頂きますので、乞うご期待ください。