突然ですが、「住宅ローン減税」という言葉を聞いたことがありますか？
住宅購入を検討している方は、一度は耳にしたことがあるかと思いますが、
その内容について完璧に答えられる方はほぼいないと思われます。
住宅購入は一生に一度あるかどうかのイベントのため知識量が少ないのも当然ですが、
買い直しが聞かないのも住宅の大きな特徴です。
正しい情報を入手してより賢く住宅ローンと向き合っていくために、
今回は「住宅ローン減税」のポイントを整理しておきましょう。

○住宅ローン減税を受けられる条件
ただ家を買えばいいということではなく、減税を受けるためには条件があります。

1．新築又は取得から6カ月以内に入居し、住居用として住み続けること
2．減税を受ける対象者の合計所得が3,000万円以下であること
3．床面積が50㎡以上かつその半分以上が居住用であること
4．10年以上の住宅ローンを組んでいること

ざっと箇条書きすると上記のようになりますが、
「50㎡以上の住宅に10年以上のローンを組んで住む」と簡単に言い換えることもでき、この辺りはそんなにハードルは高くなさそうですね。

○減税の金額
戻ってくる金額については少し複雑で、次の３つのうち毎年一番低い金額が10年間にわたって戻ってきます。

①40万円（年控除限度額）
②年末時点のローン元本残高×1％
③所得税+住民税の年間合計額

「最大400万円」や「元本の1％が戻ってくる」というのは断片的な情報ですので、鵜呑みにしてはいけません。
また③が適用になった場合、住民税の還付金額には上限があったり戻り方が特殊ですので、毎年しっかり計算することが必要です。
この辺りは購入を決定する前に専門家に確認しておくことが必要です。
正確な減税額を確認したい場合には、源泉徴収票が必要ですので併せてご準備ください。

○実際の手続き
条件を満たし金額が分かったとしても実際に請求をしなければ減税を受けることができません。
たとえ確定申告をしない会社員の方であっても減税1年目は確定申告が必要です。
その時に揃えておかなければいけない書類もいくつかあります。

ここから先も含めて、10/11と10/13のイベントで「住宅ローン減税」について解説させて頂きます。
13日のセミナーはより詳しい内容となっています。
ご興味がある方は是非ご参加ください。

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